機械式ディスクブレーキケーブルセット
油圧ディスクブレーキに買い替えたいけど、今のパーツをすべて変えるのはもったいない。
油圧ディスクブレーキはメンテナンスが不安。
そんなあなたに、「機械式ディスクブレーキケーブルセット」がおすすめです。
機械式ディスクブレーキケーブルセットは、従来のブレーキケーブルセットより伝達効率が約1.7倍。
機械式ディスクブレーキで、十分な制動力を発揮します。
高剛性のアウターケーシング
「機械式ディスクブレーキケーブルセット」は、2種類のアウターケーシングを組み合わせて使用します。主に剛性の高いストレートアウターケーシングを使用し、大きく曲げる必要のある部分やハンドリングに影響が出る部分等には柔軟なコイルアウターケーシングを使用します。
ストレートアウターケーシングは従来のコイルアウターケーシングに比べて、約1.7倍の伝達効率を発揮します。
両対応のインナーケーブル
インナーケーブルは、ドロップハンドル、フラットハンドルに両対応しています。両端にそれぞれのタイコが付いていますので、必要なタイコを残して使用してください。
データ
検証テスト
画像の通りの実験装置にて、アウターケーシングの性能評価を行った。
インナーケーブルを引っ張るとこで、アウターケーシングには圧縮力が発生する。圧縮に対して、アウターケーシングの剛性が低い場合は、変形が生じ、結果、インナーケーブルの張力が低下する。張力の低下はブレーキが利きにくい事を表す。テスト方法として、インナーケーブルを1mmずつ引っ張り、インナーケーブル設けたセンサーにて、張力を測定した。
アウターケーシングは1000mmとし、中間位置にR150で180度の曲げ部分を設けた。
・従来品は5mm径のコイルアウターケーシング
・本製品は5mm径のストレートアウターケーシング
検証結果
従来品のアウターケーシングは、圧縮力に対しての変形が大きく、十分な力をブレーキキャリパーに伝達することが出来ない。
入力した力(レバーを握った力)はアウターケーシングを圧縮変形させる力に使われ、ブレーキキャリパーに力が掛からない。
本製品は圧縮力に対して、変形が少なく、同じ引き量で従来品に比べ平均1.7倍の力をブレーキキャリパーに伝達することが出来た。
お客様のインプレッション
「交換前のブレーキはロックなどしませんでしたが、交換後はブレーキレバーを握ると、ブレーキがロックするくらいになりました。」
「以前使用していた物より確実制動力が上がっていて、以前までジャックナイフを出来る制動力は無く、今回このワイヤーに交換をしてからジャックナイフは軽く出来て確実に制動力は上がりました。ブレーキの引きも軽くスムーズで手が疲れなくなりました。さすが1.7倍の効率はすごいです。」
「最大制動力についてははっきりと違いは感じられませんでした。フルブレーキの場合はいずれにせよロックしてしまいますし。一方、反応は良くなったように感じられました。インストールしてからツーリングに出かけたのですが、下りのカーブなどで思ったところで思った程度にブレーキをかけることができ、かなりスピードを出した場合でも安心感がありました。これはグラフにもありますように、少ない引き量でも大きな力が得られることの効果と思います。」
※お客様アンケートより抜粋
製品仕様
仕様
- 製品内容
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- ストレートアウターケーシング 2200mm/Φ5mm ×1
- コイルアウターケーシング 1400mm/Φ5mm ×1
- ドロップハンドル、フラットハンドル両対応インナーケーブル 2000mm/Φ1.6 ×1
- ドロップハンドル、フラットハンドル両対応インナーケーブル 1400mm/Φ1.6 ×1
- アウターコネクター ×4
- アウターキャップ ×4
- エンドキャップ ×2
- 希望小売価格
- ¥2,980(税別)